2007年05月11日

竜神七子の冒険

小粋な作りの作ですなあ。
比較的不幸な境遇に対して、立ち向かうでもなくめげるでもなく、淡々と愉快に日々を生きていく様に、家族というもののあり方のひとつを見たですぞ。
女子が主人公と思わせといて実はその母堂が真の主役であり、子供の目を通して描かれる母親の生き方が良い出来でした。
親というものが子供にとって別格な存在であると同時に、しかし親もまた1人の人間として自らのしやわせを追って生きているのだという、そのバランスが物語として秀逸ですな。
変わっていくかのように見えて実は何も変わらない、人生の性というものが感じられ、児童文学において程良い位置付けの作かと思われました。

http://www.komineshoten.co.jp/search/info.php?Isbn=4-338-22404-5
posted by k.510 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか | 更新情報をチェックする
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